SEO戦略的セグメンテーション
先日、
ということで、実例をもとにして、取り組みの一部をご紹介しました。
しかし、サンプルで提示したサイトは、既に数年の運営実績があり、コンテンツ量も豊富でした。
これからWEB運営に取り組む方にとっては、ちょっと手の届かない方法だったと思います。
今回は、ゼロからサイト運営をはじめたい、はじめたばかり、第2、3のサイトの立ち上げを考えている。
そんなケースを想定して、ひとつのweb戦略の考え方を提示してみたいと思います。
今回のテーマはセグメンテーションです。
セグメンテーションとは、不特定多数の顧客を、同質と考えられる小集団に区分けすることです。
なぜ、セグメンテーションが必要かというと、
今の時代、『すべての人のニーズに応える』サービスを提供するのが非常に難しいからです。
特にこれから本格的にWEBビジネスに参入する方は、
よほど製品やサービスに優位性がない限り、先行するサイトには勝てません。
狙いを絞って、効率の良い戦略を考える必要があるでしょう。
競合分析(ポジショニングの検討)
ターゲットとなる市場や顧客をセグメントする前に、自社のサービスとライバル会社のサービスをWEB上でユーザーの立場から比較しましょう。
このような業界のポジショニング図を作成しながら、自分たちのWEB上の振る舞いやポジショニングを決めていきます。
比較項目としては、製品の性能、デザイン、耐久性、コスト、イメージ、宣伝方法などが主なものでしょうか。
(業界毎に様々だと思いますが・・・)
顧客のセグメント
ポジショニングの検討で、ライバルの動向を視野に入れながら、
特定の要因で市場を切り分けることにより、自社の製品を購入しそうな顧客を見つけやすくします。
1.地域のセグメント
2.年齢・性別・職業・所得など
3.心理・嗜好性
4.ロイヤリティタイプ(段階・ステージ)
1番の地域は簡単ですね。商圏が限られているビジネスの場合、例えば東京で建設業をやっている会社にとって、
北海道に住んでいる人は、顧客になりづらいはずです。
2番は、若い人向けとか、女性向けとかいう類のものです。現在ではかなり浸透しているセグメントですね。
3番は、世代や性別を超えた区分けになります。例えば、愛煙家とか・・・。
4番は以前リアルSEOのコラムで紹介した、
に出てくる区分に近いと思います。同じ商品に興味を持っている人でも、その度合いが違います。
(例えば、既に商品を持っている人と、まだ持っていない人など)
こんな感じで分析をすると、やみくもにコンテンツを作成するよりは、成功に近づく気がしませんか??
ちょっと小難しい感じがしますが、これからのWEBビジネスには欠かせない部分かと。
次回は、『セグメントターゲティングと導入期の問題』を考えてみたいと思います。
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