リアルSEO:Google アクセス解析 キーワード 集客

Google Analyticsは「集客しているキーワードが適正か」という点を意識して作られている
リアルSEO
リアルSEOホーム » SEOニュース » Google Analyticsでさらなるキーワード最適化を試みる

Google Analyticsでさらなるキーワード最適化を試みる

2009年11月27日 17:33 :カテゴリ SEOニュース : Google アクセス解析 キーワード 集客 

ここ数ヶ月間で、Google Analyticsが素晴らしく改善されましたね。

アドバンスセグメント(アクセスを都合の良いようにグループ分け)やコンバージョン目標設定数が20個へ拡張されたり、インテリジェンス機能(アクセス変動の原因まで教えてくれる)などなど・・・。

とても無料とは思えない高機能なツールに仕上がってきました。

さすがはGoogleですね!!

 

しかし、素人が使うにはちょっとハードルが高くなってしまった印象もあります。
あまりにも多くのことが分析できるようになった為、余計な時間を費やしてしまったり・・・。

私なんかも、運営サイトをいろいろ見ているうちに、その楽しさ(?)にあっという間に1日が終わってしまいます。

これではいけませんね。

ようやくGoogle Analyticsの仕様を理解できるようになったので、これを集客や成果に結び付ける方法をいろいろ考えていきたいと思います。

Google Analyticsを使うのなら、必ず設定したいのがコンバージョン(成果指標)でしょう。

ショッピングサイトならば「購入数」でしょうし、あとは資料請求とかメルマガ登録etc

そうそう、忘れてならないのが、今回のバージョンアップで、 「閲覧時間」や「ページビュー」でもコンバージョンが設定できるようになりました。つまり、5分以上見た人、10ページ以上見た人とか。情報提供サイトなんかで使える指標だと思います。

conversion-pageview.jpg

ショッピングサイトでもオープンしたばかりのサイトでは、「購入数」なんかで設定してもデータは集まらないし、仮に5件販売したとしても、データとしての信憑性にかけてしまいます。こうした場合にも、ページビューや、閲覧時間を指標とすれば良いでしょう。(もちろん多く見たからいい客だとは限らないが、ある程度の母数があればそこそこ信頼してもよい?)

最近ではGoogle Analyticsに関しての本やコラムが多くなってきています。このサイトはSEO(主に集客をどうするか?)がメインなので、使い方などについては、他の情報で探してください。

参考情報: 現場でプロが培ったGoogle Analyticsの使い方
(シリーズでだいぶ長いですが、考え方から学習するには最適かと)

参考情報:Google Analyticsが大幅バージョンアップ。マルチカスタム変数、インテリジェンスほか新機能を解説
(バージョンアップした機能がわかりやすく解説されている)

参考情報:アクセス解析イニシアチブ
(アクセス解析に関しては、ここのニュースをチェックするだけでOKじゃない??)

 

コンバージョン指標からキーワードを考える<<実例>>

さて、今回はあるECサイトの1ヶ月間(2009年10月度)の、Yahoo経由で来訪したキーワード別にコンバージョンの表をエクセルで出力してみました。(AnalyticsはCSVでレポート出力できるのでそれをエクセルで編集)

下図は、コンバージョン率の高い順に並べたものですが、

トラッフィック>>検索エンジン>>Yahoo

からコンバージョン(目標セット)を閲覧し、アドバンスフィルターで、セッションが100以上のものを抽出しました。

一番右端には、検索順位を記載してあります。(これは手動で調査。自動化もできるかもしれない?)

1位は当然、社名(サイト名)が来ています。(究極のSEOとしては、ここを増やすことかもしれないですが、零細企業の場合はなかなか難しいですね。)

このサイトのメインキーワードは、「紫のキーワードO」となっており、10,000件近いアクセスを集めています。またそれに付随する、複合語、C、Nも重要なキーワードであることがわかります。(3つのキーワードで全体のコンバージョンの20%程度を占める)

紫のワードの順位はこれ以上上げるのが無理なので、着地先のページの中身が妥当かどうか検討するしかありません。(順位を維持することが最重要かな)

次に、黄緑のAとHを見てみます。この中では比較的高いコンバージョン率です。お客さんが求めているものとコンテンツの相性が良いと想像ができます。この層をもっと集客できれば、成果は上がるはずです。A以外の複合語の見直し(参考:関連語句調査ツール)と、それに関する商品数を増やすようにすると効果がありそうです。

検索順位にしても、1位にくれば、もっと売れる可能性もあります。順番として、商品数を増やし、語句を見直し、該当ページへの内部リンクや外部リンクを集める。という方法が考えられます。

3つ目は、水色のKとLを見てみましょう。通常は、複合語の方がコンバージョンが高くなるケースが多いのですが、水色では複合語のLの方が低くなっています。もしかするとキーワードの選択を誤っているのかもしれません。(実は、狙ったワードではないのだが)K周辺の複合語を再検討してみる必要があります。キーワードKは検索順位が11位にもかかわらず、400件近い来訪があります。上位に来れば、新しい集客の柱になるかもしれません。

こんな感じであまり時間をかけずに、課題を見つけて、改善に取り組んでいきたいと考えています。(早く自分仕様を確立させたい)

SEOの視点からみた場合、アクセス解析に期待するところは、

「集客しているキーワードが適正か」

という点が検証できることだと思いますし、Google Analyticsはそこを意識して作られているように感じました。 まだまだ使いこなしていない機能がたくさんありそうですし、今後のバージョンアップがますます楽しみになってきました。

 

<<賢者の声を聞け>> アクセスアップにつながるキーワードとは?? - ECサイト -

サテライトブログ構築で被リンクゲット!

うまく集客をはかれていない方向けの基礎講座

ニュースを掲載してPR!SEOにも効果的かも?


コメントする

関連記事 / お役立ちSEO情報


ランダムセレクション


コメント(2)

| コメントする

権藤さん、
はじめまして。
Real SEOでいろんな可能性を追求されている姿勢が
すばらしいですね。とくに動画で学ぶSEOは生の声が
聞けて刺激になります。(もっと目立つところにあっても
いいかも)

僭越ながら私のホームページからリンク貼らせて
いただきましたのでご連絡方々ご挨拶させていただきました。
よろしくお願いいたします。

新太さん

はじめまして。コンテンツをご覧頂きありがとうございます。動画は私も気に入っています。ただ、あまりにも人気がないので(滞在時間がかなり低い)目立たないところに追いやってしまいました(笑)

時間ができれば、新作を探したいと思っています。

コメントする

アフィリエイトツール キーワードマーケティング

mobile-seo.jpg