Yahoo、Google売り上げ貢献度はどっちが上?
先日依頼を受けて、あるサイトの問い合わせがあった顧客のIPアドレスを追跡し、来訪キーワード及び、利用している検索エンジンを調査をしました。
つまりコンバージョン(この場合は問い合わせメール)に至ったお客さんは、どんなキーワードで検索しているのか?
というデータを取得したわけです。
という記事で、業種によって、利用する検索エンジンが違ったり、いろんな特性が出ることをお伝えしました。
その後、いくつかのサイトで同様の調査をしたところ、Yahoo経由の問い合わせが全般的に多い傾向が見られました。
恐らくまだまだYahooユーザーが圧倒的に多いということが言えるのだと思います。
(主婦向けのサイトでは購入者の90%がYahooを利用している例もありました。)
WEBで販売や問合せを取得されている方は、是非一度調査してみてください。
実例でみる、コンバージョン優先のSEO戦略
今回のサンプルサイトは、おもにBtoBで、一般のエンドユーザーはあまり検索しないようなワードになっています。
このサイトで集客に貢献している主な検索キーワードは、下記の4ワード(メインワード、+A、+B、+C)となります。
この各キーワードでの順位と来訪数、問合せ数を集計してみました。
問合せ数は、Google(9件)Yahoo(15件)となっています。全問合せ数の6割がYahoo経由となっています。
ただし、来訪数に対する問合せの割合だと、Googleが0.6%、Yahooが0.4%となります。
もちろんGoogleの方が高順位にあることも影響しているとは思います。
各キーワードの中で注目したいのが、『メインワード+A』です。
来訪数、問合せ件数ともに一番貢献しているキーワードで、Yahoo経由が突出して多い感じがします。
そこで、『メインワード+A』に関するコンテンツを見ると、1ページに簡潔にまとめられているものの、やや説得力に欠ける内容です。
もちろんメインワードをYahooで上位表示させるという方法も有効かもしれませんが、競合も多く簡単ではありません。
手っ取り早く成果を上げるには、先にコンテンツの見直しをするべきだと感じます。
あと、このIP分析を通して気がついた点ですが、
・特定のキーワードに依存度が高い(上記4ワード)
・商品名、社名などでの問合せが少ない(検索数も)
という2点です。
間単に対応を考えるとすると、ブランド戦略とセグメント戦略が必要ということになると思われます。
セグメント戦略については何回かまとめていますので、そちらを参照ください。
SEO戦略的セグメンテーション
セグメントターゲティングの実例
検索ユーザー3つのセグメント(NIT)
ブランド戦略に関しては、正直あまり深く考えたこともありませんでしたが、ブランディング化にSEOがどう貢献できるか考えてみたいと思います。
⇒サテライトブログ構築で被リンクゲット!
⇒うまく集客をはかれていない方向けの基礎講座
⇒ニュースを掲載してPR!SEOにも効果的かも?
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