リアルSEO:Yahoo サイト構成

ブログ構造に問題あり??差分からTDPを考察する
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検索エンジンの視点からTDPを考える

2008年11月10日 00:35 :カテゴリ SEOニュース : Yahoo サイト構成 

ページ更新と差分という記事を書きましたが、その続きというか補足です。


差分~ファイルを比較して、更新を抜き出す~


サイトの評価の基準として、インデックスの量というのはよく言われますが、

同じ100ページのインデックスでも、

コンテンツが更新されるサイトと、全く更新されないものでは、その評価は大きく違うでしょう。


さらに検索エンジンは、ある程度の期間、インデックスした内容を日付ごとに整理して保存していると考えられます。


つまり、そのページに対してどのような変更がなされたか、検索エンジンはすべて把握しているということです。(たぶん)


内部の評価として、100ページという量に対しての評価ではなくて、その100ページをすべてインデックスした上で、ページごとに評価し、さらにそこからのリンク価値を加味しているわけです。

TDPは差分の評価が影響しているかも??

『トップページが検索結果から消える、順位が激しく落ちる』

という現象がYahooで見受けられ、TDPなどと呼ばれています。

(用語集:TDPとは?


サイト名などで検索すると、トップページ以外の部分が1番目に表示されていたり・・・。
(トップページの評価が定着していない運営歴が浅いサイトが多い気がします)


この現象に対し、


『Yahooは使えない検索エンジンだ』


というような論評もあるようですが、(たしかにそういう面も否定はしませんが)

検索エンジンの視点に立ってみると、ドメインのトップ階層のindexだからといって、単純に評価を上げるわけにはいかないはずです。

特にブログ(トップページの内容が頻繁に入れ替わる)のような構造の場合、評価が非常に難しくなってくるのだと思います。


例えば、最新のエントリーがブックマークなり、リンクされて、外部リンクを集めたとします。

検索エンジンからすると、リンクが増えたこのページに注目(クロール)し、評価を高めるでしょう。

そうした場合、トップページ(そのドメインのトップ階層のindex)と情報が重複します。

検索エンジンからすると、

『このサイトのトップページは毎回内容が入れ替わるし、オリジナリティーがないな』

と評価してしまう危険性があるのではないでしょうか。


先のページ更新と差分で、Yahooは増加部分を評価すると書きましたが、ブログのトップページの差分はあまり評価されないと思います。


もしブログを運営されていて、TDPでお悩みの方がいらっしゃれば、(その他の解消法で効果がない場合)トップ階層のindexを検索エンジンになったつもりで、更新がどのようになされているか確認してみてください。

確認する方法としては、『はてなアンテナ』があります。

このサービスはサイトの更新情報の差分を取得して表示するサービスです。
ご自分のサイトの更新がどのように表示されるか確認してみるのも面白いと思います。
(例えばYahoo! Japanのサイトの更新表示と比較するとか・・・)

注意:
上記の記載内容はあくまで仮説ですので、対策の実行は自己責任でお願いします。

PDF版:検索エンジンの視点からTDPを考える


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