5万人でも成り立たないフィードビジネス
非常に残念なニュースだ。
feedpath閉鎖の裏側を聞く--RSSリーダー単体のビジネスは困難(C-NET Japan)
2006年1月公開のRSSリーダー「feedpath Rabbit」が4月30日にサービスを終了。
RSSフィードを生成するサイトもかなり増え、様々な場所で使用する機会が多くなっているが、
『どこで収益を得るか?』という点が非常に難しいのだろう。
RSSリーダーを提供するだけではビジネスとして、おいしくないというのは、なんとなく想像できるし、やはりWEBでは主役ではなく黒子の役割なのだろう。
個人的にはRSSのフィードには大きな可能性を感じているだけに残念なニュースだった。
RSSとビジネスを結びつける接点を、私なりに探ってみようと思う。
巷のアフィリエイターは、数多くの広告を掲載するためのサイトを運営している。
その中には、全く意味のないものであったり、どこからのサイトのコピーだったり、RSSを介して、様々なサイトから情報を組み合わせて、ユーザーを誘導したりして、何とか広告をクリックさせようと必死だ。
こうしたサイトを目にする度に、このエネルギーを何かに利用できないものか??
と考える。
例えば、企業側が
『どうぞ、わが社のサイト情報のRSSを使って自由にコンテンツを作ってください。
そのかわり、そのサイトからわが社のサイトにユーザーを誘致できたら、
1ユーザーあたり10円を支払います。』
というアフィリエイトシステムを立ち上げる。
もちろん利用方法などのマニュアルも装備しなければならないが。
試しに、実際に存在するサイトのRSS情報を利用して、実験サイトを作成してみた。
このサイトにおいて、物件の更新は、情報元サイトがRSSのフィードを更新する度に自動で入れ替わるシステムになっている。
上記のように、画像と、交通の案内、価格、所在地などの情報がレイアウトできている。
まぁなんとかコンテンツとしての役割を果たしていると思う。
現在の多くのサイトのRSSは文字情報のみの羅列であり、2次利用が難しい状態である。
上記サイトの情報元は、偶然なのか意図的なのか、画像や価格情報ごとにタグをふっている。
なので、利用者がCSSなどを用いてレイアウトし直すことが可能になる。
いらない情報も消したりできる。
正直こうしたサイトが、ユーザーにとって、有益なものかどうかはわからないが、ネタに困ってわけのわからないコンテンツを生み出されるよりは、こちらの方がましかなとも思う。(あくまで個人的な意見です。)
RSSの生成も、2次利用を含めた上で考えるのも、面白いなと。
* いろんな取り組みを行っていきたいのですが、技術の限界です。
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参考にさせていただいてます。
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