強制避難区域オーバーのセシウム灰。処理・管理コストはだれが負担していくのか?
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:汚泥の焼却基準は、「500,000ベクレルまで燃やせる」 ということになった。6/23 過去数回にわたって汚泥・焼却灰の問題を取り上げたが、今回は処理のその後を追ってみたい。 500,000ベクレルまで燃やせることになった(国の基準によると)ので、焼却をはじめた自治体も多いようだ。さらにこれまで下水処理場などで高濃度のセシウムが検出されていたが、清掃工場でも検出が相次いでいる。
セシウム 柏の清掃工場、基準8倍超(東京新聞 2011年7月12日 朝刊 )--------------------------------------------------------------------------- 千葉県柏市の清掃工場で、処理後の焼却灰から、最大で、国が埋め立てをしないで一時保管を求める一キログラム当たり八〇〇〇ベクレルの八倍以上の放射性セシウムが検出されたと同市が十一日、発表した。 同市によると、六月二十四日からの試料採取の結果、南部クリーンセンター(同市南増尾)で同七万八〇〇ベクレルが検出された。焼却灰は約百二十トン。住民の理解を得られないため、最終処分場に運べず、工場内で保管中。しかし、ごみの焼却を続けると、保管スペースは九月中旬にも埋まるため、同市は住民に理解を求める。 -------------------------------------------------------------------------- 基準の8倍というと、なんか高そうだが、どの程度ヤバイのかいまいちピンとこない。 下記に、一キログラムあたりを㎡あたりに直した数値を掲載する。
濃縮されているので、当然ながら人が住むことはできないレベル。
強制避難区域の汚染レベルをはるかにこえる。 8000ベクレル/キロ 以下の汚染だと、埋め立てが可能になってくる。柏の清掃工場などに比べると低いように感じてしまうが、「ベクレル/㎡」に直すと、52万ベクレル/㎡となり、強制移住ゾーンに限りなく近い数値である。本当に大丈夫なのだろうか? 200ベクレル/キロ 以下の汚染だと、焼却灰は下記のような肥料にできるようだ。(ちなみに120トンというと7000袋弱になる)
この状況がつづくと、当然処理しきれなくなる。 川崎市では、676トンの焼却灰が保管(汚泥処理施設「入江崎総合スラッジセンター」 )されているが、浮島(埋め立て地)へ海上輸送用のコンテナを用意し、その中に保管するそうだ。(約4500トンを保管できる): 毎日新聞 2011年7月9日 地方版
各自治体の負担はますます増えそうだ。 こうしたコストはだれが負担していくのか?
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