実在しない書籍を販売するAmazonの貪欲さ
Googleで検索していると…。妙な本のタイトルに出くわす。
例:『php mobile エラー』と検索
検索結果:”Amazon.co.jp: mobile adsense phpエラー - Amazon.co.jp: ホーム”
というページが検索された。
しかし、そこには該当する書籍がないとのことだった。なぜこうしたことが起きるのだろうか?
優れたSEOシステムと貪欲な姿勢
Amazonというと、ユーザーに書籍をWEB上紹介してもらう、アフィリエイトのシステムを戦略的に構築したことで知られていますね。
利用されている方も多いのではないでしょうか。
ブログなどで下記のようによく紹介されていますね。
技術評論社 (2007/9/6) 株式会社アイレップ SEM総合研究所 (著) 定価 ¥ 1,764
このリンクから、本が購入されると私にその報酬が入ります。
最近では、書籍やCDだけでなく、日用品、家電など何でも扱う巨大な商店となっています。
こうした商品に向け、さきに述べた莫大なアフィリエイトリンクが増加しており、日々巨大化と自動SEOが進んでいます。
こうした口コミ的SEOの戦略により、今まで店舗では売り上げが伸びなかった商品が日の目を見る機会をつくりだしました。
さらに、細かい商品までPPC広告に出稿しています。ほんとに貪欲です。
無い商品まで提示してしまうスーパーロングテール
Amazonの戦略で言及すべきものはたくさんありますが、ここで取り上げたいのは、アマゾンウェブサービス(AWS)です。
簡単に言ってしまうと、
『Amazonのデータをすべて提供するから、そのデータを自由に組み替えて使用してもいいよ』
ということです。
AWSを利用して、最終的にはAmazonのページへ誘導するわけなので、これもアフィリエイトシステムには違いありません。
先に述べたアフィリエイトは、誰かが意思を持って紹介しないと商品は表示されません。
この記事の冒頭で紹介した”mobile adsense phpエラー”という、実在しない書籍名は、そうした意思ではなく、偶然の産物だと思われます。そしてその実行犯は、このAWSです。
たとえば、このブログの記事のタイトル『実在しない書籍を販売するAmazonの貪欲さ』を、
アマゾンの検索結果に置き換え、記事に表示させる自動システムを作ったとします。
すると、ありもしない書籍のページが出来上がります。
これを、Googleが認識すると、検索されるようになります。
実用例としては、検索ワードランキングのAPIとAWSを併せて、今話題になっていることに関する書籍を一覧で表示するものなどです。
参考までに、わかりやすい事例を紹介します。
(:注目のキーワードの一覧などをクリックしてみてください)
こうしたAPIを提供し、さらに使ってもらうことができれば、最高のSEOになりますね。
⇒サテライトブログ構築で被リンクゲット!
⇒うまく集客をはかれていない方向けの基礎講座
⇒ニュースを掲載してPR!SEOにも効果的かも?
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