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うまく循環すれば、増大しつづける広告コストを抑えることが可能になります。
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Amazonのメディア戦略 『SEO、広告の限界を越える』

2008年11月26日 14:39 :カテゴリ 隣のSEO(実例) : PPC アマゾン ドメイン メディア 広告 

オーバーチェアやアドワーズなどのリスティング広告は、最も簡単な集客方法でしょう。

単価の設定や効果測定もわかりやすく、自社のサービスと親和性のある顧客獲得には、有効的な手法です。


しかし、簡単に参入できる為、市場によってはライバルがどんどん増えていくことになります。
クリック単価も高騰し、次第に利益が薄くなってしまう事も多いようです。

先行者のメリットとか、優位性があまりないのが特徴です。

SEOはというと、リスティング広告よりは、様々な要素が絡みあう分だけ、戦略次第で予算が無くても勝ち抜く可能性は大いにあります。

しかしその道も決して楽ではありません。
人的コストやその安定性にも問題があり、舵取りが難しい手法といえます。

WEB業界の勝ち組企業はこのような状況下において、どのような戦略をとっているのでしょうか。


アマゾンのメディア買収戦略


アマゾン・ドット・コム、オーディオブックのBrilliance Audioを買収

Amazon、書籍オンデマンド印刷会社を買収

Amazon傘下の映画情報サイトIMDb、Without A Boxを買収


米アマゾン、愛書家向けSNSのShelfariを買収へ

2000年前後から、盛んにWEBサイトを買収しています。(上記はほんの一部と思われます)

Amazonはかなり早い時期から、SEO、リスティング広告などの販売戦略を迅速に行い、圧倒的な規模と勢力を持つサイトに成長しました。
(参考:実在しない書籍を販売するAmazonの貪欲さ


Amazonはなぜ買収に力を入れたのでしょう?

この企業の特徴としては、薄利多売によって成り立っています。
アフィリエイトプログラムでユーザーに報酬を支払い、1500円以上の購入で配送料無料など・・・。


コストに関して最も敏感な企業なのだと思います。

リスティングなどの広告コストが増加した場合、さらなる成長が見込めないという危機感がそうさせたのではないでしょうか。


新たな広告チャンネルとして、上記の買収サイトを自分で運営して、自分で広告してしまうということです。

映画や書籍に関するサイトを傘下に収め、自らがメディア(情報源)になり、より大きな広告効果を目指したのだと推測できます。


SNSは最適なサテライトサイト

もちろん買収の目的はAmazonへのさらなる集客ばかりではなく、あらたなビジネス展開も睨んでのことだと思われますが、それらのサイトには必ずAmazonへのなんらかの誘導がなされており、サテライトサイトの役割も担っています。


ユーザーが仮想書棚を作って、蔵書リストを友人と共有できる、ShelfariというサイトはまさにAmazonに買収されることを目的に作られたかのようですね。

shelfari.jpg


ここで、広告用語で有名な、AISASを思い出してみましょう。

aisas.jpg


リスティング広告などは、購買に直接結びつく、『検索~購買』を主なターゲットにしており、専門性の高いSNSなどは、『認知~関心』の層を取り込めます。

このような体制(SEO+リスティング+SNS)は理想的でしょう。
うまく循環すれば、増大しつづける広告コストを抑えることが可能になります。
(当然リスクも大きい)


ある程度ニーズが顕在化しつつある層をどのように取り込めるかが、今後のWEB運営において大切だということでしょう。

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